睡眠障害にならないための夜勤前の過ごし方とは?

雇用形態や施設形態によって夜勤がある介護士は、体調管理が難しく睡眠障害に陥る人も少なくありません。

睡眠障害になると、体調不良は勿論のこと、集中力が無くなったり、イライラしたりと精神的な不調も現れます。

こうした不調を来さないためにも、夜勤前の仮眠は重要になります。寝溜めをする人もいますが、寝溜めは疲労物質が蓄積してしまうので、眠ったにも関わらず余計に疲れてしまい逆効果です。

逆に仮眠をとらずに夜勤をこなそうとすると、眠気に襲われたり集中力を欠いてしまい事故へと繋がる場合もあります。夜勤前の仮眠は、2~3時間程度取るようにしましょう。

とは言え、夜勤専属で昼夜逆転を徹底すれば昼間に眠る事もできますが、そうでない場合には工夫が必要になります。部屋は遮光カーテンなどで暗くし、アイマスクや耳栓などを使って、刺激を少なくすることがおすすめです。眠る前のカフェインや、アルコールなども眠りを妨げる為、避けましょう。

また、パソコンやスマホなどのブルーライトは目に刺激を与えてしまいます。スマホ等の情報も脳に刺激を与えて、目が覚めてしまうので寝る前は見ないようにしましょう。室温や寝具の工夫、アロマなどを使ってリラックスするなど、眠りに入りやすい環境を作っていく事が大切です。

また、体温が下がると眠りに入る性質を利用し、眠る一時間前に入浴し体温を上げ、体温が下がるタイミングで眠りにつくのも効果的です。このように自分なりの工夫をしながら、夜勤前の仮眠をとるようにしましょう。この他の睡眠障害対策が書かれた参考サイトも紹介しておきます→『介護士の睡眠障害~うまく眠れないあなたへ~